カウンターの花道(2000/6/25)

ホームページのカウンターがキリの良い数字になると妙にうれしくなるのは何故でしょう。


カウンターの魅力

自動車のナンバーを見て、数字遊びをしたことありませんか?例えば、4桁の数字を使い四則演算の式をこさえて答え10にするというもの。そのナンバーが視界にあるうちに答えを考える訓練をすると、頭の回転が速くなるらしい。1214なら、1+1+2*4、2281なら、(2/2)+8+1など。

こんな遊びをしないまでも、語呂が良い、或いは、語呂合わせができる数字に出会うと、気になりませんか?777とみるとラッキーそうだし、999をみると銀河鉄道と浮かんだり、1212だと行進したくなったり、4649だとヨロシクと挨拶してみたり。

ほとんどのホームページに付いているアクセスカウンターも同じノリで、楽しんでいます。3ヶ月前に、知り合いのキリバンというものを踏んでからは、すっかり、その虜になってしまった感があります。もともとは、自分のアクセスカウンターのキリの良い数字を誰が踏んでくれたのだろうという点で気にしていたのですが、待っていても、なかなか踏んだ方からの連絡もいただけないし、それならば、自分が他の方のカウンターを踏んで連絡してみようかと思ったフシもある。

キリバンを拡大解釈すれば

実は、キリバンという言葉の存在を知ったのも、今年になってからだ。キリの良い番号という意味だと思っている(まさか、違っているなんてことはないだろう)。4桁のカウンタなら、1000、2000、3000・・や、1111、2222、3333・・や、1234や9999など。中盤以降の奴はキリバンとは言わないのかもしれない。単に、語呂がいいだけかも。ただ、何か意味があるという意味で広義のキリバンとしてしまおう。さらに定義を拡張して、自分にとってしか意味の無い数字も、私にとってのキリバンとしてしまう。誕生日が12月14日なので1214とか、結婚記念日が10月12日だから、1012などと言うように。

ホームページ開設者にとってキリバンとは

関係無いよという方もいるが、キリバンは開設者にとっても一種の記念であり、うれしいものなのではないだろうか。ちなみに、私の場合も、踏んだよという連絡をいただけるとうれしい。そんな訳で、キリバンに関する情報を掲載している方も多い。何月何日に誰それが何番のキリバンを踏んでくれた等というもの。踏んでくれたお祝いにと、イラストや詩をいただいたり、プレゼントをいただいたり、リンク用バナーを作っていただけるなど、至極、恐縮してしまう場合もある。恐縮しながらも、うれしかったりする。

キリバンを踏む前に

お初のページにアクセスして踏んでしまったこともある。こんな場合は、ビギナーズラックとして素直に喜ぶことにしよう。しかし、常連さん達が狙っているところに、いきなり部外者がやってきて踏んでしまった場合、歓迎されないケースもあるので、掲示板などに、そのようなやり取りが見られる場合は、刺激しないような控えめな表現をするようにしよう。

踏む前に挨拶は済ませておこう。キリバンを狙うからには、好きなホームページ、或いは、興味のあるホームページのはずだから、ゲストブックや掲示板で、挨拶をしておくのは、常識。掲示板などでキリバンの話題が出ている場合は、参戦の意思表示をしよう(できない場合も結構あるんだけれど・・)。

キリバンを踏んだら

うれしさを自分一人で噛み締めて祝杯をあげる(何か、大袈裟)のも良いが、一言、踏んだよという旨のメッセージを早めに残そう。キリバンについて、何ら関心の無い開設者の場合はいいんだけど、そういう連絡をうれしく感じる方が多いと思うので。ましてや、掲示板で、誰が踏んだのかなどと話題になるようなら、早めに、私が踏みましたと名乗ろう。

私の場合は、原則、リンクを貼っている方々のキリバンを狙ってるので、キリバンを踏んだら、そのカウンターを含む画面をキャプチャーし適当なサイズにトリミングして、リンクのページに登録します。リンクのページは、リンクバナーと紹介文だけというのが普通ですが、私の場合は、そこに、キリバン情報(日時、キリバンの値、証拠画像へのリンク)も掲載することにしています。

キリバンを踏むために

踏みたいと思ったら、一にも二にも、足しげく通うことであろう。定期的にカウンターの進みを見ていると、安定しているページが多いので、いつ頃、到達しそうかは何となく判るもの。また、そんなことを意識していると、ふと、誰それのカウンターが、そろそろでは無いかと勘が働くようになるから、あら不思議。多くの方が狙っている場合は、直前になって急にカウンタが進み出す場合があるので、チェックは怠り無きよう。

睡眠時間が少なく、早起きの自分にとっては、結構有利。朝一のアクセスで踏んだことも数多い。あとは、時間が取れる土曜日だと狙いやすい。どうしてもという時には、モバイルでチェックすることもある。帰りの新幹線を待つ大宮駅のホームでYUKAさんのを、ソフトの朝練を終えた後、中浦和駅のホームでわいだっしゅさんのキリバンを踏んだことがある。

開設したてのページは、短い間隔でキリバンがやってくるので、踏む確率が高いように思う。キリバンとは呼べないかもしれないが、1、10、11、20、50、100など、キリの良い数字が、短い間隔で続く。逆に、何十万というカウンタになると、キリバンを踏むのは、極めて難しくなる。照国電機さんのキリバンを踏んでみたいが、既に、20万を超えており、なかなか機会がやって来ない。

カウンターの挙動についての理解。カウンターの進み方には、大まかに言って、2種類ある。アクセス毎にカウントアップするものと、同じ人(パソコン)からの連続アクセスの際にはカウントアップしないもの。

1)アクセスの度に無条件にカウントアップする場合

リロードやサブページからトップページへ戻るだけでカウンターが進むサイトが結構あります。こうしたサイトのキリバンは、たまたま踏んだ場合を除いては狙わないことにしています。例えば、キリバン2000を狙ってアクセスしたら1999だったとします。リロードしちゃえという悪魔の囁きも聞こえてきます。エスカレートすると残り5で5回リロードしちゃうなんていう荒業も可能なわけで・・なんか興味が失せてしまうんです。

2)同じ人(パソコン)からの連続アクセスではカウントアップしない場合

1)の場合と違って、こちらのタイプは燃えることができる。キリバンが近くなったら足繁く通うのだ。他にも狙っている方がいると次第に進みが早くなってくる。ネットの向こうのライバルの存在を意識しながらの楽しい時間。早朝などだと、ネットの向こうに一人しかライバルが居ないと思われるケースもある。カウンターが2つずつ進むのだ。偶数のキリバンなら、途中経過も偶数の方が有利。でも、直前になって第三者が現れて持っていかれてしまう場合も多い。いわゆる、漁夫の利ってやつですな。

トップページ

掲示板などで多くの書き込みがあるのに、トップのカウンターが余り進まないケースも多い。これは、掲示板をブックマークに登録しておいて、トップを介さずにダイレクトに掲示板に来る方が多いからだろう。トップには、開設者のいろんな想いが集約されており、更新内容の記載や、トップのデザインが変わったりするので、トップを見てから掲示板に行くのが良いと思う。ただ、非常に重たいトップページが存在するのも確かであり、回線が混んでパフォーマンスが低下している時などは、アクセスを断念せざるおえないケースもある。トップページは、重くならないように心がけたいと思いつつ、ついつい、重くしてしまう自分(反省)。

カウンターあれこれ

HIGEさんのページのカウンタは、表示後、少し間をおいて一桁目がカウントアップする(フェイント)ので、面白い。例えば、2000を狙っていて、2000と表示されたのでヤッタと思うと、2001になったり。逆に、1999と表示されて愕然としたら、2000になったりと。判っていても楽しいものがある。