ドイツ

2000年5月17日(水)〜27日(土)の日程でデュッセルドルフ(ドイツ)に出張しました。気温は15度前後の日が多くやや涼し目。21時を過ぎても太陽が出ていたりする。22時で夕方の感じ。乾燥しているので地ビール・アルトビールがとっても美味しい。ビールが水や珈琲より安いお国柄。日本との時差はマイナス7時間(サマータイム期間)。ほとんど仕事がらみで明け暮れた気がしますが、そんな中で撮影したデジカメの写真を中心に公開します。ドイツは5年前に続いて2度目となります。
NIFTYの海外アクセスポイントがデュッセルドルフ市内にもあったのでNIFTYでインターネット接続しました。電話料金は市内料金とNIFTY使用料(10円/分)で済みます。日々のレポートを会社にメールする必要があったのですが、ブラウザ版のメール機能で十分対応できました。接続できるまでにやや苦労しました。

〇主な移動
ブリュッセル経由でドイツへ 5/17(WED):成田⇒ブリュッセル⇒デュッセルドルフ
Sabena航空の成田発が4時間遅れでブリュッセルの乗換えが不安になる。ミラノやバルセロナ方面への方は足止めを食らうも我々は乗換成功で23:40にホテル着。
5/25(THU):デュッセルドルフ⇔マインツ
DB(ドイツ鉄道)のEC(都市間特急)でマインツを往復。
5/26(FRI)〜5/27(SAT):デュッセルドルフ⇒ブリュッセル⇒成田
Sabena航空のデュセルドルフ12:35発、ブリュッセル乗換で成田に翌日9:35着。スーツケースが乗り遅れて翌日以降の到着となる。
〇デュッセルドルフ(Altstadt:旧市街)、ライン河
デュッセルドルフ(Altstadt:旧市街) AltStad(旧市街)は石畳に落ちついた色の歴史ある建物が並び雰囲気がいいです。ライン河沿いに接し観光船の発着所もあります。

戸外にはテーブルを並べビールや食事を楽しむ人々で賑わいます。なにせ、21時過ぎまで太陽が出ているのだから昼間からビールを飲んでいるような気分になれます。高めのテーブルでつまみ無しでやる立飲みをする人も多く(えんえんと飲んでいます)。テーブル毎に注文を取る兄ちゃんがいるので店内に注文に行ってはいけません。

5年前はこれを知らずに店内に入り大失敗。周囲の客から大笑いされました。「やっちまったよ」「おまえ、馬鹿だな、やっちまったのか」と言葉通じないながらもコミュニケーションが取れ盛り上がったのでした。ビールをさし入れてもらいました。
5年前に利用した歴史あるレストラン、タンテアンナ 歴史あるレストラン(タンテ・アンナ)。今回は、こちらはつかわず、スペイン料理のエル・パンチョを多用しました。メニューには、英語表示が無く冒険でしたが、舌平目のグリルや、エビ、イカリングなどホッとする味でした。素敵なお店が並びますが、今回は、買物をする時間が取れませんでした。
〇エッセンの古城(ホテル)
現地の支店主催のパーティに参加させていただきました。内部を紹介できないのが残念です。
〇インターネット接続(ホテル編)
ホテルのフロントの写真は素敵に見える角度を選びましたが、日本のビジネスホテル相当で無駄なものは一切無い合理的な作り。親切なスタッフさんが多く助かりました。プリンタ変わりにFAXで15頁も出力した時は”Big Fax”と驚かれたり、チェックアウト時は電話の使用頻度に目を丸くして本当にこんなに使ったのかと? 交通の便が良いので満足でした。隣にグリルがありビールを買いによく行きましたが、そこはホモの溜り場だったそうです。夜になると怪しげな若者が集まって騒いでいました。

ホテルによって室内の電話のラインは、まちまちです。ドイツの電話コネクタに適合させる変換アダプタを持参しましたが、ホテルは何と日本と同じRJ45型のコネクタです。ところが、モデムからの0発信ができません。当初、2日間はフロントの親父さんに頼んでホテルのFAXラインを借用させていただきました。モデムの設定をコマンドで変えれば対応できるのかもしれませんが、マニュアルを持参していません。そこで、電話で0発信した後、モデムからダイヤルする為に分配器を地元で調達しました。でも、やはりダメです。ダメもとで、この状態(分配器付き)でモデムから0発信させると何故かうまく繋がりました。再現性ありです。何故、分配器をいれただけでうまく行くのか理由をご存知の方は教えてください。
〇5月25日(木)デュッセルドルフ〜マインツ
EC(都市間特急)で2時間余りでマインツへ。駅には改札が無く切符が無くても入れるけど、検札時に切符が無いと手数料や罰金をたんまり取られるそうな。かたことドイツ語会話講座が役に立ち切符を無事に購入するも10分遅れたりとやや不安になります。こちらは遅延が当たり前。時に経路が変わる場合もあると聞きました。

ケルンの大聖堂。今回は車窓から眺めるだけでした。実物を見ないとその大きさは伝わらないでしょうね。そんな大聖堂を見上げて口をポカっと開けてると引ったくりに狙われるのでご注意あれ。5年前に来た時は同行していた方が引ったくられそうになり皆で叩いて追い払いました。

自転車を丸ごと積める車両もありました(有料)。改札口が無いので駅のホームまで自転車で来てそのまま通過して車両に積んで好きな街で降りてまた走るなど楽しめますね。ライン河沿いのサイクリング道を親父達が気持ち良さそうに走っているのが見えた。うらやましかった。ライン河沿いに街が出現しては消えを繰り返す。古城も10個ぐらいあるらしい。私は城を見るより不足気味の睡眠を貪るのでした。

電源コンセント(90W)があり進んでるなと関心。車内販売、そして、検札が来た。ご婦人の席は対座シートにしてテーブルが設置されていた。
〇マインツ
Dom大聖堂(マインツ) デュッセルドルフから2時間ほどでマインツ市に到着。Dom大聖堂、広場を通り、グーテンベルグの博物館を訪れました。

グーテンベルクはぶどう絞り機を改良して印刷機を発明。それで印刷されたのが有名な四十二行聖書。実演もありました。
〇5月26日(金)帰国
デュッセルドルフ空港にて急に出国カウンターが閉鎖されてどうなるかと思いました。要人の出国でもあったのでしょうか? その後、再び開きほっとしました。ブリュッセルまでの所用時間は45分。ブリュッセルから成田は所用時間11時間。成田着は日本時間で27日9時35分の予定。