動画で遊ぶ

1998年11月に購入したデジカメ(SANYO DSC-X100)には、動画撮影機能が付いていた。久しぶりに気がむいて、どんなことができるのだろうかと、試してみた。200KBのサンプル動画と、100KBくらいのAnimation GIFのサンプル2点を見ることができます(内容は、つまらないものですが)。


DSC-X100の動画撮影機能

ファイル形式

X100で撮影できる動画の形式は、Open DMLグループが提唱したAVI(Audio Video Interleave) Motion JPEGフォーマット準拠(音声付きの動画)である。パソコンで再生するには、QuickTimePlayer(3.0以上)が必要だ。

撮影可能なサイズと時間と容量

320x240ピクセル(15フレーム/秒)で、最大15秒間160x120ピクセル(15フレーム/秒)で、最大60秒間撮影できる。最大時間撮影した場合のファイル容量は、4MB弱(やはり、でかい)である。

本体での編集機能

本体で再生可能(音声は無し、スピーカーが内蔵されていないので)なほか、動画の一部を切りだして新たに保存したり、動画どうしをつなぎあわせたりすることができる(たいしたものだ)。

ソフトウェアの入手

QuickTimePlayer(Pro) Ver.4.1

APPLE社のホームページからダウンロード(無償)。Pro版(編集機能あり、有料)にするつもりだったので、6MB強のファイルをダウンロードすることになる。オンラインでPro版のライセンスコードを取得(クレジットカード決済、不確かなのだが、30$弱だったように記憶)。これを入力すると、ロックされていたPro版の機能が使えるようになる。

Animation GIF Maker Ver.0.65

download ASCIIからダウンロード(フリー)。動画のままだと容量が大きくてインターネットで見ることが辛そうなので、ぱらぱら紙芝居の容量で動きを再現する、Animation GIF化する必要があるかと思い、ダウンロード。

撮影、編集

撮影:ホームに入ってくる新幹線を撮影

撮影時間は、約10秒間。ファイル名は、VCI00001.AVI(882KB)。プロパティを見ると、さらに細かい情報を見ることができる。時間(10.399秒)、音声(PCM、7.866kHz、8bit、モノラル)、映像(160x120ピクセル、156フレーム、15フレーム/秒)、84KB/秒。

編集1:約2秒分を切り出す

本体でも可能なのだが、QuickTimePlayerProで、スタートとエンドを指定して、コピーし、新規Playerを開きペーストして保存。これで2秒分の動画になる。

編集2:Animation GIFの作成

編集1でこさえた qtsamp1.mov を、シーケンスイメージに書き出す。使い方が良く判らないのだが、8フレーム/秒と指定してみた。複数の静止画が生成される。静止画のフォーマットにGIFを選択できないため、とりあえず、BMP形式とした。

マイクロソフトのPhotoEditorでBMPを開き、GIFで保存(一括してGIF変換するソフトが欲しい。探せば、ありそうだ・・)。Windows98のペイントでもGIF保存可能だが、減色アルゴリズムが悪いのか、品質が悪い

Animation GIF Makerで、GIFファイルをまとめて読みこむ。AnimationGIFを生成してみると、ファイルサイズは約200KBと小さくならないので、1枚おきに間引きしてコマ数を減らす。なお、当然のことながら、音声は欠落する。結果、10コマで作成。のAnimation GIFのソースは動画ではありません。X-100の連写機能(0.1秒 or 0.2秒単位に撮影可能)で撮影した複数のJPEGを、同じ位置・サイズ(130x194ピクセル)でトリミング後、GIF保存したものを、やはり、間引きをして、7コマから生成したものです。