ポタリング(五色温泉)

学生時代のOB会に参加すべく、自転車で出発したが、思わぬ雪中行軍になり、行き(雪)倒れになりそうでした。


2003年11月22日(土)〜23日(日): 白河→五色温泉・・・栗子付近→白河  総走行距離 237.9km

国道13号線のトンネルに備え、シートピラーにフラッシングライトを取り付けました。

先日、パンクした前輪には新品タイヤ(黄)を貼り、後輪も貼り替える予定でしたが、面倒になり従来のまま(赤)。

郡山のホームセンターに立ち寄り、ライトを購入して取り付け。にわか雨で、雨宿りもしたため、30分のロス。

本宮でアサヒビールの工場が目に入る。昼飯にしようと立ち寄るが、満席ではじかれる。帰りに寄ろうと心に誓い、先に進む。

昼食は、ラーメン屋さんへ。焼き肉もついて550円とリーズナブル。

横風が強く、時々、ちらつくものがあるものの、まずまずのお天気。

福島市から国道13号線に入ると、虹が出現。目指す方向には雲がかかり、お天気の行方が懸念される。

峠を登り始めると、「栗子峠 雪 走行注意」、気温は5度、雨も降り始める。必死で先を目指す。

最初のトンネルは、高平トンネル(403m)。このトンネルは、明るく、サイドライン外側のスペースもあり走りやすそう。

サイドラインの外側を走っていたにもかかわらず、トラック(サイドミラー)に接触される。幸いに無傷。

木っ端微塵に飛び散ったサイドミラー。一つ間違えば、大変なことになっていたかも・・・。ここで、またまた時間のロス。

6本目のトンネルが、東栗子トンネル(2,376m)。ここが、一番、走りにくかった。雨に雪が混じり始める。

板谷の踏切から五色温泉方面へ。残す距離6.5km。坂がきつい。そして、本格的な雪になり、日も落ちる。

まさかの雪中行軍。手はかじかむ、疲労も蓄積、スリップして上れない。引いて歩くと、クリートに雪が付き一本足下駄のようになる。

行き倒れ(雪倒れ)になるかと、マジで思ったものの、一歩一歩先を目指し、闇の中に宿の灯りを発見し、ホッとする。

本日の宿は、五色温泉 宗川旅館(一軒のみ)、秘湯を守る会の一つだ。ドアを開けると、先に進めなくなる狭い廊下。

一夜明けて、お天気は回復。積もった雪は10cmほどか。屋根から、つららも垂れさがる。

露天風呂へのアプローチは雪まみれになりそうなので、今回はパスした。

奥羽本線(上り)の時刻表をチェック、板谷駅発は、8:28の後は13:36までない。ちなみに、ここではDocomoも圏外。

レインウェアをチェックしたら、昨日、接触された部分が、かぎ裂きに破れていた。

宗川旅館全景。・・・早朝に、自前の除雪車で板谷駅付近まで除雪した模様。

ナベ氏の車に便乗。東栗子トンネルを抜けると、路面も乾いていたので、ここから、走り出すことにした。

風が冷たいものの、お天気も上々。

安達町の和紙伝承館に立ち寄る。上川崎和紙として有名らしい。

昼も近いのでエネルギー補給。冷えた体には、ホットココア&ホットケーキが一番です。セットで480円なり。

本日のお昼は、アサヒビール園(本宮町)。「琥珀の時間」(左)、生大ジョッキ(右)。ちなみに、大ジョッキは1Lです。

団体旅行のオバサマ達、飲み放題&食べ放題で、幸せそうです。

ビールのオツマミは3品ほど。皆、美味しかったよ。琥珀の時間×1、生大×2、オツマミ×3、しめて、4,500円ぐらいでした。

ちょっと、楽しみ過ぎたせいか、須賀川あたりでお腹の調子が悪くなり、トイレ休憩に立ち寄ったのは、ヨネヤボウルさん。

トイレのタダ借りは悪いと思い、ストラックアウトをやって、ボーリング無料券6枚をゲットと絶好調。

5pm頃に自宅に到着。リュックを背負っていたせいか、腰と尻が痛かったです。無事完走できて、良かった、良かった。