手抜き日曜大工のすすめ

手先が器用な訳でもなく、時間をかけるのも好きではないのだが、日曜大工にもトライしてみる。家内が、意外にも喜んでくれるので、時々は、やってみようかと思っている。自分のテーマは、手抜きの日曜大工である。いかに、楽して70点位の作品をこさえて、家内から90点をもらうかが課題である。


1.久しぶりの手抜き作品(2002年9月15日)

いやいや、手抜きはしても、日曜大工は、当分しないだろうと思っていたのですが、ひょんなことから約二年半ぶりに日曜大工をすることになりました。娘のパソコンデスクの作成です。お絵描きしている姿が、とっても辛そうだったので、奥行きのあるシンプルなデスクをこさえてみることにしました。それにしても、受験勉強に精を出さねばならぬ時期に、お絵描き環境を整えてしまう自分って、親として失格?

○設計コンセプト

手抜きでこさえるシンプルなパソコンデスク。タブレット使用を考慮し奥行き確保、高さは既存の机とあわせる。

○材料と費用

天板: 600x350x15 ・・・ 2枚  ¥680×2=¥1,360
2x4材: 900x90x37 ・・・ 8本  ¥150×8=¥1,200
                     合計:  2,560(税抜き)

○所要時間

設計: 30分
製作: 60分
合計: 90分

完成、下にあるのがカットで
不要になった部材
使用したものは、部材、コースレッド、電動鋸、
電動ドライバー、メジャー、鉛筆、図面(笑)
使用イメージ(意外にいいじゃん)

2.手抜き作品集(PartT:〜2000年4月)

1作目:ガーデンチェア2作目:ガーデンテーブル手抜きその1:塗り残し松下電工のホームページに作り方が載っていた、ガーデンチェアとガーデンテーブルが最初の作品。材料は、ホームセンターで入手できる2x4材のみ。

チェアの時は、電動鋸が無かったので、相当疲れました。やすりがけし、ステインも塗ったのだが、途中で無くなり、1年を経過した今でもそのまま(右写真)。

3作目:塗料塗が大変だったラティスフェンス5作目:塗装済み材料で楽をしたはずが→←つっかえ棒で補強が必要になる家内からの要望で、ラティスフェンスに取組む。勿論、思いつきの手抜き工事である。左写真は、98年夏、右写真は、99年作である。写真では、判らないが、ここでも手抜きは進行していた。98年作では、杭、ラティスへ自分で塗料を塗った(形状から予想がつくように、結構な手間)が、99年作では、予め塗装済みの材料を使用した。

99年作では、思わぬ問題が発生。ブロック際に杭を打ちこんでみると、20cm入らないうちにコンクリートにぶちあたる。何ということだ、しかし、何箇所かは打ちこむことができた。そこで、打ちこめない部分を補強すべく、右写真のような、つっかえ棒で補強する。

4作目:予想以上に上出来だった収納棚勾配天井の空間にピッタリはまる家内からの要望で、階段下収納スペースに棚を作る。ここは、階段下ということで複雑な空間であったが、我ながら、上出来の棚が完成した。

6作目:見栄えより実用性のラック隙間など一切気にしない
家内からの要望で、オーディオ、ビデオ、FAXなどのラックを作成。これこそ、究極の手抜き作品。余りものの、2X4材を、さっささっさと、切断し、コースレッドで固定して、はい終わり。隙間などは気にしない。制作時間は、30分である。電動工具さまさま。

3.工具と材料

数千円で購入した電動ドリル(必須)回転の正逆切り替えスイッチ電動鋸(これも必須でしょう)電動ドリルと電動鋸は最低限必要です。2X4材は手鋸でも切断できますが、数が増えると相当疲れますので。

2X4材(コースレッドで固定します)コースレッドコースレッドをねじ込むドリル2x4材は、左写真のようにコースレッドをねじ込んで固定します。