プロバイダ選びも楽じゃない(2004年8月29日)

田舎暮らしのプロバイダ考をアップしてから4年半が経過した。その間の進展と言えば、ISDNテレホーダイがフレッツISDNに変わったぐらいで、未だ、ブロードバンドのサポートもなく喘いでいる(笑)。そんな接続環境も加わって、プロバイダ選びも楽じゃないのだ。


田舎暮らしゆえの悩みなんだけど、インターネットプロバイダ選びも楽じゃない。接続回線の制約もあるから単純ではないのだ。ここ白河の地に越して来た頃の接続環境は、ISDNが最先端だった。何度かNTTさんに問い合わせなどして、ISDN回線が引ける確約を得た。引っ越し前は、ASCIIのインターネット接続サービスを利用していたんだけど、白河の地にアクセスポイントがなかった事から、天下のOCNと契約することになった。しかし、ホームページ開設を考えると機能が低すぎた。そこで、niftyさんでホームページ開設+接続はOCNサービスという併用運用をせざるおえなかった。

その後、フレッツISDNがサポートされて、定額制料金制となり、@niftyさんへの接続も可能となったので、OCNを解約して@niftyさんに一本化。残る問題は接続環境がナローバンドっていうことだけとなった。同じ市内でADSL、続いて、Bフレッツのサポートも始まるが、我が町内は蚊帳の外。ずっと置いてけぼりをくらっていたが、住民の要望も集約され、ひょっとしたらの期待が出てきた。仮申込みなるものも出させられて、今秋のサポートを目指して本社の承認を取るというのがNTT東日本(福島)のコメントだが、本当にサポートされるのかどうか不透明である。今になっても、何の案内もないもんね。

固定接続での回線のブロードバンドが見えない中、1997年頃からPHS系でスタートしたモバイル接続環境も変遷を遂げてきた。現在は、@niftyのmobileP128サービスを利用している。公衆無線LANのサービスが出てくる中で、そっちへの期待も出てきた。@niftyにもNTTコミュニケーションズのホットスポットを利用するサービスがあるが、残念なことに、自分が利用したい東北新幹線の各駅でのアクセス環境が皆無に近い。日本テレコム系ならあるのだが、@niftyには対応の予定がない。そんな@niftyへの、ちょっとした不満から、ホームページ機能についての不満も出てきた。基本容量が20MBしかなく、現在、90MBになるコンテンツを維持する為には、相当のオプション料金を支払わねばならないのだ。

そこで、先日、基本容量100MBが安価に利用できるASAHIネットと契約し、90MB中87MBのコンテンツをASAHIネットのサーバーに移動した。全てASAHIネットに移行してしまえば良さそうなものだが、URLを変更するのは気が重い。加えて、ASAHIネットでは、ユーザーが作成したCGIを利用できない、利用するには、新たな料金が発生してメリットがない。そういえわけで、掲示板機能などが移行できないのである。9月からは、@niftyも光接続のユーザーに限り、ホームページの基本容量を100MBに拡張するという。

Bフレッツがサポートされれば、また、状況も変わるのだろうが・・・プロバイダ選びも楽じゃない。